25%⇒20%ということは、講師のUB収益が単純に20%減少となりますね。 これだけ見てしまうと講師が割を食う印象を持ってしまいますが、講師への分配を減らした分、Udemy社としては使えるキャッシュが増えますので、それを法人営業などに充てて、成長性を現状より20%以上押上げてくれれば、講師としては損はありません。 Udemy社の経営陣が「最低ラインとしてそれはコミットできる」と見通しがついたからこそ、今回の分配率変更に踏み切ったのだと思います。 短期的に見るとネガティブな印象を受けますが、長期的な視点ではむしろポジティブなことだと思います。 マスカワさんがおっしゃるように、リスキリングビジネスはまだまだ伸びしろがありますので、今はコストをかけてでも成長性を追求するフェーズかと思います。 とは言っても、Udemy社としては上場後も営業損失が続いていますし、外部株主からの黒字化の期待に応えるためには、今回の決断は経営的に妥当なものだと思います。 また、この経営判断によりUdemy社の株価は上昇すると思います(粗利率が5ポイント改善しますから、そりゃすごいインパクトですよ)。株価が上がれば、資金調達やM&Aもやりやすくなり、さらなる成長のスパイラルに入るのではと期待しています。 唯一の懸念材料は、講師の離反かと思います。 こればっかりは、Udemy社を信じるか信じないのかの話なので、丁寧な説明が必要になりますね。 個人的には、今回の分配率変更を全面的に支持します。 数年後に振り返って「あの時のあの決断は正しかった」とUdemy社も講師も思えるよう、我々の取り分(キャッシュ)を有効活用し、成果(成長)に繋げていただきたいと思います。 もちろん僕も頑張ります。
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